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2009年 07月 04日

世界報道写真展2009

ASAからチケットをもらったので(抽選でゲットしたのだ)、「世界報道写真展2009」を見に、東京都写真美術館へ。

52回目となる今年は、応募者が世界124カ国から5,508人、作品数は96,268点にのぼったという。これを自然の部、一般ニュースの部、スポットニュースの部、ニュースの中の人びとの部、日常生活の部、ポートレートの部、アート&エンターテインメントの部、スポーツ・フィーチャーの部、スポーツ・アクションの部、現代社会の問題の部、といった部門別に、組写真と1枚もの、それぞれ3位までが選ばれていた。こんなに多くのプロの作品をどう1位から3位まで選ぶのかしらん。

どの写真もいまを写し取っていて、見入ってしまうものばかりなんだけど、やはりなんといっても私の好きなのはポートレートであります。単写真の1位は、行方不明の夫を捜すイラクの女性。2位がデニス・ホッパーのポートレート。3位がチベット仏教の僧院で尼僧生活をはじめた少女のアップ。かさかさの桃色のほっぺが印象的。

エルサルバドル、学校近くで母親が射殺されたのを、通学バスの中からこどもたちがみている場面、これがスポットニュースではなく、「日常生活」の部ということに驚く。

に日本人が2名。ひとりはアメリカ在住の山口元さん。自閉症の三つ子を育てる母の9枚組。もう一人が、トニア在住の千葉康由さん。ニュースの中の人びとの部で、単写真1位。カレンジン族とマサイ族の部族抗争を撮ったもの。弓矢を使った抗争で、お互いに入り乱れて戦うのではなく、すっくとみな姿勢よくきれいに並んで弓矢を放っているのに驚く。(でも死者は出ているという)。

自然の部の1位のヒマラヤ・ラダックで確認されたユキヒョウの写真、自動シャッターが切れるようにしておいて、撮れたのは500日のうちたった1回なんだって。ミナミジサイチョウとオウムガイ、ハエトリグモ、アカマメアマガエルの目のクローズアップの組写真も興味深かった。

サブプライムローンの金融危機で、空き家が並んだクリーブランドの住宅街、家も旗もみんなナナメに写っているのが印象的だった。これが、まっすぐだと全然おもしろくないのだ。なるほどね。
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このチェスの目のような通路、シャープでなく、ぼわっと撮ったら……
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いつも向こうがキラキラ眩しい。
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いつもエビスガーデンプレイスに向かう動く歩道のここが撮りたくなっちゃう。
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D40+カラスコ20

by sustena | 2009-07-04 22:31 | Art/Museum | Comments(4)
Commented by Lucian at 2009-07-05 08:14 x
審査員がプロだとはいえ、コンクールの順位のつけ方にはブラックボックスの部分があって、納得できる部分とできないところがあります。
一次審査はフィーリングで、最終審査は話し合いで決めるのでしょうかね。
Commented by esiko1837 at 2009-07-05 09:05
一昨日、本屋さんでカメラ雑誌をパラパラ見ていたら、うち一冊が、報道写真の特集をやっていました。
各新聞社でも、報道写真のコンクールがあるようですし、シロウトカメラマンにも人気があるのですね。
読売新聞のは毎月見ていますが、すごいニュースの現場に居合わせた写真じゃなくても、季節性が強かったりすればOKのようです。
そういえば、先先月あたりに関東に大きくかかった虹の写真をサステナさんもnuts-coさんもブログに載せましたよね。
あれも何位かに入っていたような気がしますが・・・・普通のニュースとして載っただけだったかな・・・・定かではありません。
サステナさんも常にカメラを持ち歩いて大都会を歩いているんですから、心がけてはいかがでしょうか?
Commented at 2009-07-05 12:17
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by sustena at 2009-07-06 21:40
Lucianさん、審査員は圧倒的に欧米のひと。なので、欧米好みというのはあるだろうなと思います。もっとも、傑作揃いでしたけれど。
esikoさん、報道写真は覚悟と運が大事ですよね。でも自分のテーマを追っかけていくのもかっこいい。
Pくん、山口元さんの写真、兄弟の写真がすごくよかったです。


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