2009年 05月 26日

村上 修一展 「奇祭 ~トカラ列島・悪石島~」

c0155474_23214647.jpg銀座Nikonサロンで、村上修一さんの「奇祭 ~トカラ列島・悪石島~」を見る。本日が最終日だった。

トカラ列島の悪石島は、奄美大島のちょっと北、周囲が断崖絶壁の離島である。
ここで旧暦7月7日から16日まで行われお盆の行事や8月の祭りは、まさに「奇祭」と呼ぶにふさわしい伝統行事だという。

ことに、お盆で戻ってきた精霊たちを幽界へと戻す役割の「仮面神ボゼ」には驚いた。
この案内状の写真なんだけど(小さくてわからないかもしれない)、実にユニークである。左から、サガシボゼ、ヒラボゼ、ハガマボゼ。ビロウやシュロの葉でつくった蓑をまとい、手に男根を模したボゼマラという長い棒を持って、女性やこどもを追いかけまわすらしい。目はバッタのようにクリクリしている。おおらかで大胆で、こわいというより、愛嬌のある顔だち。

このボゼ面づくりの様子などが並んでる。ガジュマルを下から撮った写真、家族の何気ない写真。「神々の島」といえど、日常生活は、やはりいまの日本なんだろうなぁと、思わせる。

村上さんは、1997年からトカラ列島の島々を訪れ、撮影を続けているという。2003年に『絶海の孤島~トカラ列島・平島~』(新風舎刊)という写真集も出している。

写真展を見たあと、近くのビルのお寿司屋さんでカマスの開きを頼む。出てきたご飯がつやつやしてておいしそうだったのでパチリ。魚沼産のコシヒカリだって。GRDII
c0155474_2322841.jpg


by sustena | 2009-05-26 23:22 | Art/Museum | Comments(6)
Commented by nuts-co at 2009-05-26 23:38 x
うわっ、なんておいしそうな。JAにプレゼントしたいような写真。これ、ご飯が小皿に盛られているの?カマス、おいしかったでしょうね。
そういえばうちの娘は文化人類学メジャーになりそうです。こういう祭りも見にいったりするだろうか。
Commented at 2009-05-27 00:13
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by Lucian at 2009-05-27 15:28 x
理屈をこねると奇祭はアニミズムとシャーマニズムの融合ですが、原型をどんな人がどういう動機から創ったかに興味があります。
これが10kgで8000円の米ですか。お味のほうはいかがでした?
Commented by sustena at 2009-05-27 20:46
nuts-coさん、近づきすぎてわからないけど、これ、お碗なんです。
異文化体験があって、好奇心いっぱいのオヤコだから、ぴったりの専攻ですね。いいなぁ、私も昔に戻れたら・・・でも結局、あちこち目移りがしてやはり決まらないままかな。
Pくん、若いころはずっと海外でも大丈夫なんて思ってましたが、トシをとったいまは、ご飯恋しくて長くは異国にいられません。
Lucianさん、お米のほうが、カマスよりおいしかったです。
Commented by higphotos at 2009-05-28 23:37
悪石島のイメージはずばり、蛇=ハブです。
メチャクチャイッパイいると聞きました。。。が、本当かは知りません。

にしてもズバリ「ゴハン」ですか。コレ以上ないくらいの潔さ。サスガです。
Commented by sustena at 2009-05-30 01:54
ハブはきっといっぱいいると思います。いつもはごはんを撮ろうなんて思わないんですよ。このときはキラキラしてて、わーっと思いながら,、ついカメラを取り出しちゃいました。


<< 諺を唱える      大胆な干し方 >>