2009年 04月 09日

三好和義仏像写真展 「極楽園」

銀座和光で三好和義仏像写真展 ―極楽園―をやっている。

新しくなってから入るのは初めてで(といっても、以前もそう何回も入ったわけではなくて、これまでもホールを覗いただけ)、写真集以外で三好さんの個展を見るのも初めて。興味津々でチェック。

会場となっている和光ホールでは、阿波和紙にプリントされた背丈ほどもある36点の仏像のパネルが立体曼荼羅のように並んでいる。

仏像というと、まず土門拳だった私は、とーーーってもビックリした。

ハッキリいってあまりありがたくはないのである。はなばなしくライティングされてるので、いつもお寺でクラーイ中で見るのとはまるで違う。でも、ひょっとして、完成したばかりのときはこうだったのかなぁと、明るいライトの中、以前の色がぼんやり見える仏像があったし、東寺の帝釈天坐像なんか、めちゃイケメンである。

平等院の阿弥陀仏は金色にうかびあがってる。そうそ、創建当時はこんなにキラキラだったろう、もっとかな?インドチックな顔の印象的なもの、神護寺の薬師如来坐像は、唇の間の赤が鮮烈。
聖林寺の十一面観音の手もとのアップのしなやかな指の美しさ、神護寺の蓮華虚空蔵菩薩の顔のアップは実になまめかしかった。三十三間堂の婆藪仙人は生きているようでゾッ。

そう、最初は、なんだかなーの印象が、次第に、だんだん官能的でリアルな感じが増してきて、しかも重みを感じさせず、軽やかで。なるほど 「極楽園」ではありますなぁ。
GRDII
c0155474_075875.jpg

c0155474_081050.jpg

c0155474_082245.jpg


by sustena | 2009-04-09 00:11 | Art/Museum | Comments(5)
Commented by nuts-co at 2009-04-09 13:43 x
「極楽園」という文字の色と字体が素敵ですね。極楽というイメージをこういうちょっと幾何学的な装飾的な文字で、しかも水色で表現するのって、まったく思いがけませんでした。
Commented by esiko1837 at 2009-04-09 16:30
最後の切り絵みたいなシルエットが素敵。
ロマンチックですね。
都会はこういうのが多いから羨ましいです。
田舎は、牛の影とか鶏のい影とか・・・そんなのばかりです。
Commented by sustena at 2009-04-10 00:31
この文字はすてきでした。うまく写せなかったけど、飛鳥時代・・とこの写真の白い文字のキャプションが、したに影になってさしているところもよかったです。
esikoさん、和光はキレイだし、都会は目を引くものがいっぱいあるかもしれないけれど、広い空はないです。ビルの谷間に沈む夕焼けばっかりです。どっちもほしいと思う私は欲張りです。
Commented by higphotos at 2009-04-10 22:33
どれも良いですねぇ。
写りこみのリコーには、どうしても目が留まります。
あと、影ですか。美しいですね。
Commented by sustena at 2009-04-11 14:36
この三愛ドリームセンターと和光と三越、日産のショールームは銀座4丁目の顔だけど、最近日産の影が薄いかな。何たって、新装なった和光がいいけれど、リコーのギャラリーから、4丁目交差点を見下ろすのもgoodです。


<< 銀座モノクロウォーキング      『スナップ写真のルールとマナー』 >>