2009年 03月 25日

安斎重男作品展『Unforgettable Moments』

c0155474_16411023.jpg昼休みにZEIT-FOTO SALONへ。
お目当ては安斎重男作品展『Unforgettable Moments』である。

安斎さんは今年なんと70歳(誕生日はあさって。3月27日)。40年にわたって国内外のアーティストとその作品を撮り続けてきたひと。

今回はその古希記念の展覧会で、これまでの仕事を振り返りながらセレクトした30数点を新しくプリントしなおし、太い万年筆で安斎さん手書きのキャプションを加えてあった。実に味のある文字。

バースデーケーキを前にしたイサム・ノグチ、西洋人形を持った瀧口修造、ワールドトレードセンター前を走るローリー・アンダーソン、直島で、ジェームズタレルと安藤忠雄が向かい合っているシルエット、学生たちに講義するヨーゼフ・ボイス、後ろ姿だけでボイスだと分かっちゃうんだよね。そのボイスの帽子の写真の前で、ポーズをとるデニス・ホッパー、舞踏家の大野一雄の手・・・。

c0155474_16412927.jpgどの写真もアーティストのらしさがにじみ出ていて、ひたすらカッコイイ、そして、味わいのあるモノクロ。

ちなみにお値段は、基本は1点12万円。ほしいけど、ムリなので目に焼き付けておく。

帰りにINAXギャラリーを覗く。「チェコのキュビズム建築とデザイン」がおもしろい。外壁が、チェコ特産のカットグラスのようにナナメに削られていて、立体的。チェコは行ったことがないけれど、チェコっぽいと思ってしまった。

もうひとつ、湯浅克俊さんの「木版・モノクロームの深度」と題された個展は、単にモノクロの風景写真を、写真加工ソフトで線数を粗くしたのかと思ったら、木版に転写した像に、彫刻刀でタテヨコナナメに線を彫り込んでいったものだった。遠い記憶のような木漏れ日がシック。

写真は、ツァイトフォトサロン前の路地。
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by sustena | 2009-03-25 16:36 | Art/Museum | Comments(0)


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