2009年 03月 13日

本城 直季写真展「ここからはじまるまち Scripted Las Vegas」

c0155474_16374832.jpgエプサイトで、本城 直季写真展「ここからはじまるまち Scripted Las Vegas」が開催されている。

4×5のカメラを使って、フィルムに対してレンズの角度をずらして撮影することで、まるでミニチュアを見ているような不思議感覚の写真を生み出しつづけている本城さん。私たちの目と脳ってホントにオバカだなぁと、驚きあきれると同時に、見慣れた風景がオモチャに見えてしまうことで、世界観がゆらゆらしちゃうわけだけど、今回は、模型みたいだって感慨にとどまらないたくらみに満ちた展覧会であります。

ラスベガスの空撮。ラスベガスというと、街全体が不夜城のゲーセンか、PCとか家電の大規模な見本市の開かれる街というワンパターンのイメージしかないんだけど、ばかでかいフーバーダムから水をひき、計画的に作られた都市なんだそうだ。
写真展はこのダムから伸びる一本の道をたどり、街の中心部へと向かう。何もない砂漠、ハイウェイ沿いに少しずつ建物が並び、車が通る。やっと到着した街の中心部はおなじみのミニチュアライクなホテル!空港が見える。驚くべきことに、かなりの近距離から空撮してるから、ほんと模型みあい。圧巻は、同じサイズの家がエンエンと並ぶ住宅街。荒野を切り崩して人口都市を作り上げた人間の営みが、写真絵巻のように展開する。

この街づくり全体がなんだか、ぜーんぶオモチャのような・・・、
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LX3
ギャラリー2で開催されていたのは「エプソンフォトグランプリ2008受賞作品展」。すてきなポートフォリオが並んでた。ネイチャー部門より、ヒューマンライフ部門の写真が好き。グランプリの花婿ルンルンに思わずにこり。審査員賞の中村征夫賞 息子さんが4歳頃の写真をポートフォリオにまとめた「ふみちゃん」は、お父さんじゃなくちゃ撮れない写真。エントリー部門でも、見ず知らずの人には撮れないこどもたちの表情が心に残る。

by sustena | 2009-03-13 16:37 | Art/Museum | Comments(0)


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