2009年 03月 12日
国宝ウオッチャーの知り合いのライターと編集者といっしょに、目白台にある永青文庫にいってきた。 ここは、細川家に伝来する文化財を展示する博物館で、旧細川侯爵家の家政所(事務所)として昭和初期に建設された建物が使われていて、えー、事務所でこんなにリッパなんだ~と、広々と緑が広がっているなかに、落ち着いたたたずまいを見せる建物にまず感動。 今回のお目当ては、「源氏千年と物語絵」という展覧会なんだけど、実のところ単なるミーハーな私は、この手の絵巻の、どこをどう鑑賞していいのかサッパリわからないのだけれど、細川家初代の細川幽斎(戦国時代)が著名な源氏学者だったとのことで、その研究熱心さと、せっせと手書きした流麗なかな文字に見とれたのであった。 『源氏物語』のほか、『伊勢物語歌かるた』『絵入平家物語』『絵入太平記』などの物語絵、風神雷神の彫られた小さな目貫、重要文化財「長谷雄草紙」などを眺めながら、しばしゆったりした気分にひたる。 見了わったあと、敷地内の細川家17代護貞邸でお茶を。1998年に政界を引退してから焼きものや書をたしなんでいる細川護熙元首相の焼いた茶碗で抹茶が出てくる。 テーブルの上のフキノトウをぱちり。D40+AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G
by sustena
| 2009-03-12 21:36
| Art/Museum
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Comments(3)
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higphotos at 2009-03-13 18:44
おぉ、これはギリギリの絞りで、イイ感じです。
これ以上開けるとボケボケするし、絞ると背景が立ってくるし。 上手いなぁ。
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Lucian
at 2009-03-13 20:40
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このフキノトウは雄株?それとも雌株?と考えてみましたが、
蕾なのでわからなかったです。
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sustena at 2009-03-14 00:00
フキノトウが雌雄異株だとは初めて知りました。いままで何もしら知らずに食べていたのだわ。Lucianさんありがとうございます。
higphotosさん、フキノトウがもう少しきらーんとしていたらなぁ、などと思ったりしました。テープルに向こうの風景が映るのもきれいでした。どこまでぼかすかはまだよくわかりませんが、ボケ味をコントロールできるようになりたいです。 |
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