2009年 03月 05日
Nuts-coさんに日本橋三越で開催中の『土門拳の昭和』の招待状をいただいたので、日本橋のクライアントのところに行った帰りに見てきた。 すごく混んでいた! 土門拳の写真展はこれまで何回かみている。息子が保育園時代に、酒田に行ったときにも土門拳記念館に足を延ばしたし、去年も吉祥寺で展覧会があった。写真集も何度かみている。 でも行くたびに違う発見がある。 今回の展覧会は、生誕100年を記念して、約250点の写真を「戦前・戦中の仕事」「戦後日本の歩みとともに」「風貌」「日本の美」と、大きく4つに分け、昭和の歩みとともに、土門の足跡をまとめたもの。筑豊や江東区のこどもたち、ヒロシマ、古寺巡礼、室生寺、文楽、高見順や川端康成をはじめ、数々のポートレートなど、代表作がズラッと並んでいた。(ちょっと狭くてゆったりとみていることができないのが残念) 扉の金具ひとつ撮るにも、何時間もかけて、その一瞬の光を待った、忍耐と、そこに秘められた爆発的なエネルギーが凝縮したような写真にも圧倒されるけれど、初期の、卒業アルバムを撮ったときの、対象に迫っていく若いエネルギーに満ちた写真のほうにより惹かれる。 ちょっとモジリアニチックな、土門が描いた絵と、リハビリで描いたスケッチも飾られていた。3月8日まで。
by sustena
| 2009-03-05 23:40
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Comments(3)
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at 2009-03-06 16:53
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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nuts-co
at 2009-03-06 18:22
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卒業アルバムは魅力的でしたね。あんな卒業アルバムをもらったら、そりゃ、大事にするだろう。あれ?私は大学の卒業アルバムなんて持っていたっけ?卒業アルバムの製作を発注された写真工房があんなに斬新なエネルギッシュなものを作るって、すごいことですね。
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sustena at 2009-03-06 21:32
Pくん、私は、やはり昭和の子です。少なくとも平成の子じゃない。
nuts-coさん、招待券ありがとう! 私は大学の卒業アルバムは買いませんでした。あんな素敵な卒業アルバムだったら、きっと宝物にしてたと思います。 |
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