2008年 11月 30日

コニカミノルタプラザ/長谷川治胤・石本卓史・宮嶋康彦

新宿のコニカミノルタプラザでA~C3つのギャラリーで開催中の3人の写真展を見た。
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◎長谷川治胤 「CLEAR」
モノクロの海の写真である。正方形のフレームのほぼ中央に水平線が位置していて、そこに灯台だったり、テトラポッドだったり、突堤など、人工的なオブジェが配置され空と海とを分けている。
どこにでもある海の風景。そこに流れるでもなく、静止するでもなく、時間がたゆたっているような作品。

◎石本卓史「脆弱なる大地」
長谷川さんの海は、水平線は、あくまでも水平だった。でも石本さんの描くバングラデシュ最南部のデルタ地帯では、サイクロンや洪水に相次いで見舞われる人々の生活の不安定さを伝えるかのように、水平線は傾いている。人々の目には、あきらめたような、怒りをこらえているような、悲しみのような色と同時に、底光りのする生への静かな意思もたたえている。

◎宮嶋康彦「ヒッポダンス」

宮嶋さんは、カバが大好きなんだそうだ。1985年ごろからずっとカバを撮り続けていて、ここに並んだ約60点のカラーとモノクロのカバの写真も、なんだか、ぼわっとした色合いでやさしいカバ色なのだった。
ウガンダのカバもいれば、日本の動物園のカバもいる。雪の中のカバはちょっと寒そう。
鼻のてっぺんにカマキリをのせて平然としているカバはけっこう大物だ。カバの写真をみながら、いろんなことを考えた。
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by sustena | 2008-11-30 22:51 | Art/Museum | Comments(2)
Commented by esiko1837 at 2008-12-01 11:37
ヨーロッパ映画のワンシーンみたいな写真ですね。
コニカミノルタ・・・・カメラは無くなっても、建物はあるんですね。
Commented by sustena at 2008-12-01 22:35
私のDiMAGE7i は、電池の持ちが悪くて、640×480でしか撮らないうちに、いつの間にか電源がオンできなくなってしまったなぁ。デジカメらしいカタチで、気に入っていたのに。


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