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2008年 11月 25日

ERIC『中国好運Good Luck China』

c0155474_14503955.jpg昼休み、銀座ニコンサロンで香港生まれのERIC写真展『中国好運』を見た。

人物のスナップが、ズラリ90枚並んでいる。嬉しそうな笑顔のものはあまりなくて、バッグの中をごそごそ捜し物をしていたり、泣きそうな顔をしていたり、ふくれっ面だったり、およそカメラを向けられていることに気づいていないか関心がないか。

最近では中国の人もずいぶんオシャレで、上海あたりだと、服装を見ただけでは、日本人とさっぱり区別がつかないくらいだけれど、ここに並ぶ写真は、なんだか垢抜けない。おそらく中国の各地で撮ったもので、赤や黄色がやけに目立つ。

ERICは1976年生まれ。97年に来日し、2001年専門学校東京ビジュアルアーツを卒業し、写真家として歩み始めた。

会場に飾ってあった解説文によると、返還前の香港に生まれたERICは、「中国人の姿をしたイギリス人」であって、長い間中国を「食わず嫌い」していた。しかし、いざ中国に足を踏み入れてみると、日本とは違う。そこに生きる人々に感情移入してしまう。

といっても共感ばかりではなく、反発したり、ヘキエキしてしまうことも。
「ルーツたる彼等は、あまりに濃厚で、あまりに赤裸々で、撮影旅行の初期、私は胃もたれを起こした」。おかしくて、ねじれて珍妙な、しかし、愛さずにはいられない。

写真家にとって、カメラは世界認識の武器であり、撮影はその実戦使用だ、とERICは言う。中国のいまを生きる人々の表情から、新しい自分がスタートしているのかも。

そのあと、会社近くの「次男坊」で、葱とろ温玉丼を大急ぎでかっこむ。
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小鉢は、豆腐のきのこあんかけ。付け合わせは(チョン切れてるけど)玉こんにゃくの田楽。

by sustena | 2008-11-25 22:31 | Art/Museum | Comments(3)
Commented by esiko1837 at 2008-11-26 15:23
私の頭は、中国といえば「大地の子」と、ほとんどこれしかありません。
数年前、ネットの上川ファン仲間で、陸一心の入れられた労働改造所のあった内モンゴルの星空を見に行く計画があったのですが、サーズ騒ぎでおじゃんになっています。
翌年はメンバーの息子の受験、その次の年は違うメンバーが転勤とかご主人の逝去と、結局頓挫してしまいました。
中国の普通の人たちの写真は、とても興味があります。
Commented by jmiin at 2008-11-26 23:55
中国にエプソンのR-D1を持って行った時は先方の人たちに大受け
でした。
「デジカメなのに巻き上げレバーがある!」
「液晶は後付か?」
「フイルムはどこから入れるのか? なのに撮った写真が裏の液晶で確認
出来るのか?」

等々。^^;
Commented by sustena at 2008-11-27 00:38
esiko1837さん、中国は撮りたくなる場所がゴマンとありますよ~。
jmiin さんはR-D1を持ってどの都市にいらしたんでしょう??当方は2006年秋に、出張で杭州と上海に行き、勃興するパワーに頭がクラクラしました。そのときに持って行ったデジカメはIXY55で、サービスサイズ大で撮っていたため、あとで、編集していた冊子に全頁大で使おうとして、ボケボケでガックリきた覚えがあります。




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