2008年 10月 30日

epSITE「大西成明写真展」「亀山 仁写真展」

きのう、新宿に寄ったついでに、epSITEで、大西成明さんの「「ロマンティック・リハビリテーション」と亀山 仁さんの「水の回廊」 を観てきた。
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亀山仁さんの写真展は、ミャンマーのこどもたちや僧侶などの表情をとらえたもの。まっすぐこっちをみる眼にひきこまれてしまう。(10月30日まで)

大西成明さんは、1952年奈良県生まれ。1992年、動物園の動物たちのパーツから35億年の生命の記憶を伝える『象の耳』で日本写真協会新人賞を受賞。2004年には「世界で一番美しい脳の写真集」と銘打った『ひよめき』を出版。フライデーに連載した『病院の時代』では、日本全国の病院をたずね、医療空間で紡ぎだされる生命の物語を描いた。

そして、今回の「ロマンティック・リハビリテーション」では、重い障害や後遺症と日々格闘しながら、明日の可能性を信じて、人間のまるごとの存在をかけた真剣な営みとしてのリハビリを写し出す。リハビリは単なる機能回復ではなく、「夢みる力」なのだと、希望をひらく力なのだと教えてくれる。

高次機能障害を息子とともに生き抜く山田規畝子さん、左手でピアノ演奏を続ける舘野泉さん、免疫学者の多田富雄さんのキーボードに向かう手、失語症の患者の言葉を自分のもとに引き寄せようとする訓練……、彼らを支える医師や、療法士、家族の人たちとの生活に寄り添うように撮影された1枚1枚のなかから、選び抜かれたショットに(陳腐な表現で恐縮だけれど)胸を打たれる。笑顔がしみる。後ろ姿にふるえてしまう。

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by sustena | 2008-10-30 00:43 | Art/Museum | Comments(3)
Commented by nuts-co at 2008-10-30 16:30 x
「夢みる力」・・・見にいってみようかなと思います。
「ひよめき」って言葉、久しぶりに出会った。ひよひよ、ってするから、ひよめき、っていうんでしょ?なんだか好きなことば。
いつもいろんなものに出会わせてもらって、ありがとう!
Commented by esiko1837 at 2008-10-30 20:47
大西さんってすごいなあ。
協力した人たちもすごいなあと思います。
自分に出来ることは何だろうと、皆が普通に考える社会になって欲しいです。
Commented by sustena at 2008-10-30 21:28
この写真展で、とても気に入ったフレーズや、この写真、覚えておこうというものをメモしたのに、なくしちゃって、ちゃんと報告できなかった。ふふっ、写真集を注文しちゃいました。


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